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Totte | ビルの壁一面が緑で覆われる『CaixaForum Madrid』


Hola, プロカメラマン予約『Totte』のスペインブログです。

▽マドリードと言えば「美術館の聖地」としても知られる『プラド通り』(Paseo de Prado)がありますよね!

世界的に有名な『プラド美術館』からピカソのゲルニカが展示されている『Reina Sofia』はたまたプラド美術館の向かいにある『ティッセン=ボルネミッサ美術館』が全て一本の大通りに立ち並ぶアート好きにとっては特別な場所ですよね!

そんなプラド通りにはもう一つ美術館があるのをご存知でしょうか。

Totte | ビルの壁一面が緑で覆われる『CaixaForum Madrid』

▽プラド美術館かティッセン=ボルネミッサ美術館からReina Sofiaに向かう途中にちょっと面白い建物が現れます。んん?ビルの壁一面が緑!?

Totte | ビルの壁一面が緑で覆われる『CaixaForum Madrid』

▽ほら、私の身長と比べてもこんなに高いです!

Totte | ビルの壁一面が緑で覆われる『CaixaForum Madrid』

ここはスペインの金融グループ『La Caixa』(ラ・カイシャ)が運営するカルチャーセンターの『CaixaForum Madrid』(カイシャ・フォーラム)です。

スペインのどの街を歩いても見かける『CaixaBank』(カイシャ銀行)の店舗とATMですが、実はロゴも可愛くてユニークなんです!

この銀行のルーツがバルセロナのこともあり、ロゴは同じくカタルーニャ地方出身でピカソとともに20世紀のスペインを代表する画家となったジョアン・ミロJoan Miró)がデザインしたんです。

Totte | ビルの壁一面が緑で覆われる『CaixaForum Madrid』

これ、どうみても『青い星』ですよね.... ここの銀行に勤める友人から聞いたんですが、これ、青い星が『子ども』で、金色の丸が『コイン(小銭)』で赤い丸が『貯金箱』だそうです。

アートってそうやって見るんだぁ。おもしろい!

さてさて、今日のテーマのCaixaForumに話を戻しますと...

▽ビルの横はほんとにマドリードによくあるアパートのビルなんです!

Totte | ビルの壁一面が緑で覆われる『CaixaForum Madrid』

この場所、もともとはマドリードの古い発電所だった建物を東京・青山の「プラダビル」や北京オリンピックで「鳥の巣」(Bird's Nest)の愛称が付いたあのアイコニックなメインスタジアムを設計したスイスのヘルツォーク&ド・ムーロンHerzog & de Meuron - HdM)の建築事務所が手掛け、この面白い設計に大変身!

HdM建築事務所といえば、ロンドンのテムズ川沿いのSouth Bankにある近現代美術館 Tate Modernも設計しましたが、Tate Modernもたしかもとは発電所だったような。

先月(2018年11月)に訪れた際はディズニーのストーリーテリング展や大英博物館から借りてきたエジプトのファラオ像の展示など。現代アートなどもよくやっていて来年はロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館Victoria & Albert Museum - V&A)のデザイン展もあるみたい!※カイシャ銀行で口座をお持ちなら特別展示が無料になることも!

マドリード・プラド通りの美術館巡りでお時間があれば、ぜひぜひふらっと!

CaixaForum Madrid
Paseo del Prado, 36, 28014 Madrid
最寄駅: Estación del Arte駅 (旧Atocha駅)
Totte | ビルの壁一面が緑で覆われる『CaixaForum Madrid』

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それではまた次回、hasta luego!
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