Hola! プロカメラマン予約『Totte』のスペイン&ヨーロッパブログです。
さっき写真を整理していたらちょっと面白いことがおきまして...
こちらの1枚、5年前(2013年)に勤めていた会社で「scalable な new serviceを探せ!」みたいな模擬プロジェクトで当時のマドリードの urban transport の調査をしていたものなのですが...
翌年の2014年には、マドリード市が運営するレンタル電動自転車のBiciMadのローンチから他社参入~競争激化。最近では電動スクーターレンタルまでみかけますよね。
これ、まれにみるすごい Product/market fit な気がするんだけど...まさに学校で学んだSchumpeterのinnovation論が目の前で。
たった5年で街のurban mobility sceneがこんなに進化するとはね!
 ̄
と、ここで今日のオチ、実は...『やっぱり写真って面白いね!』なのです。
だって、この1枚よく見てください、I promise you, it’s more than just a photo. It’s a bloody time machine...!
→ みんなしっかりリーマン風のスーツ着てたり。さすがに今日こんな格好で “リサーチ” したりしないですよね... たった5年前でも一種の時代を写してるね。
→ この電動チャリ、なんかちょっと自分で自転車に電池くっつけたプロトタイプっぽいですよね。
はい、なにを言いたいかと言うと:
私がさっきこの1枚の写真見返したとき、この写真にプライベートな想い出も含まれていたからこそ、こんな服や自転車のバッテリーのディテールにまで目がとまって、上記に書いた『urban mobilityの進化論』まで至ったんです。
プライバシーの力ってすごいんですよ!
以前、とある大通りに立っていたら偶然知り合いが歩いてきたんですけど、その人がかすかに視界に入った瞬間に気付いたんです。そこに立っていた5分間に恐らく100人は自分のまわりを流れたんでしょうけど、このパーソナルな情報処理とinterpretationは『瞬時』ですよね。
God is in the detailですよ!
 ̄
ここ15年間ほどの
【共有・公開型 + キュレーション + なう】
の(ハイパー)コンテンツ文化も
今後はdisposable な『共有/称賛』ものから、もっとプライベートなrealmでintimate(大切)に見返すのに戻るのかな、と思ってます。
 ̄
ブラックベリーで撮った写真1枚でこんなに語れるとは...
ということで、『やっぱり写真って面白いよ!』の巻、でした!
→Totteについてはこちら
ではまた次回、hasta luego!
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