Hola! プロカメラマン予約『Totte』のスペインブログです。今日は嬉しいご報告があります!
私たちが手掛けるカメラマン予約サービスの「Totte」が、6月8日よりスペイン南部のSevillaでもスタートしました!
それを記念して、今日は灼熱のアンダルシア州都『Sevilla』についてちょっとご紹介します。
先ずはSevillaの発音・呼び名ですが、日本語での表記だと「セビリヤ」や「セビリア」などをよく見かけますが、私のスペインの友だちは全員「セビージャ」と言っているのを耳にします。
スペインでも有数の観光都市であるSevillaのイメージと言えば、フラメンコや闘牛、またスペイン三大祭りの一つの『La Feria de Abril』こと「春祭り」など、まさにスペインを絵に描いたような場所!
セビージャの風景は、今後 Totte のインスタグラムでも紹介して行きますので、ぜひフォローください!
セビージャのあるアンダルシア州は、スペインのイスラム時代に大切な拠点だったことから、イスラム教とキリスト教の建築様式が融合した mudéjar スタイル(ムデハル様式)が数多く見られます。
例えば、世界遺産に登録されている『セビリア大聖堂』は、ローマのサン・ピエトロ大聖堂とロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ、世界で3番目に大きい大聖堂であるのに対し、その横に隣接する『ヒラルダの塔』はもとはイスラム教のモスクのミナレットだったそう。ちなみにこの大聖堂には大航海時代の探検家コロンブスのお墓もあります。
セビージャの2つ目の世界遺産『アルカサル宮殿』もムデハル様式の代表例の一つなのですが、そのアルカサルの近くには「スターウォーズ」や「アラビアのロレンス」などの映画のロケでも使われた広場もあるんです!
その広場が、1929年に開催された「イベロ・アメリカ博覧会」の会場として建てられた『La Plaza de España』(スペイン広場)で、先日旅行口コミサイトのTripAdvisor発表の「Travelers’ Choice Awards 2018」で、「今年最も訪れたい世界のランドマーク」としてアンコールワットに次ぐ、堂々の2位に輝いたんです!
Plaza de Españaは、真正面から見たパノラマがとっても綺麗なんです。そして、Plaza de Españaとアルカサル宮殿の間にある高級ホテルのAlfonso XIIIも本当に素敵。
アンダルシアの美しい歴史的街並みがあるセビージャは、昔からスペインを代表する観光都市なのですが、実は今年、世界中からの注目度がすごいんです!
先ず、英語圏最大手の旅行ガイドブック出版社 Lonely Planet 発表の 「2018年に最も訪れるべき都市」 (‘Best in Travel 2018 - Top Cities’) にてSevillaが第1位と報じられ、New York Times が発表する毎年恒例の ‘52 Places to Go in 2018’ でも取り上げられるなど、まさに空前のSevillaブーム。
私のセビージャ出身の友達も故郷を説明するたびに「Sevillaはmítico(別世界)よ!」って言うのが口癖です。
だって、この『Feria(春祭り)』のビデオを見たら、本当にそうなんだと納得!