Hola, プロカメラマン予約『Totte』のスペイン&ヨーロッパブログです。
突然ですが、マドリードには『女神』がいるんです!
▽スペイン中の夜景を代表する建物の一つとしても知られる『Edifício Metrópolis』(メトロポリスビル)の頂上から女神がマドリードのシベレス広場を見下ろしています。
この女神が立つメトロポリスビルの上のキューポラは24金の3万枚もの金箔でカバーされていて、日が暮れると200以上のスポットライトで照らされはじめます。夜はキラキラ!
→マドリードの夜景はこちら
場所はマドリードの2つの大通り『Gran Vía』(グラン・ビア)と『Calle de Alcalá』(アルカラ通り)が交差する角にあります。
グランビアをバックに女神の正面を見上げるビューが定番ですが、この女神を上からも見下ろせる場所があります!
→ こちらのマドリードの中心街を一望できる屋上テラスバー『Azotea del Círculo de Bellas Artes』からだとベストなアングルで見れます!
【プチ知識】マドリードの勝利の女神とEdifício Metrópolis
1. この女神、古代ローマ神話では『勝利の女神』のVictoria(ビクトリア)でギリシャ神話だとあのスポーツメーカーの社名も由来のNike(ニーケー)です。
2. この建物、メトロポリスビルは1911年にフランスの建築家 Jules & Raymond Févrierによって当時の保険会社 La Unión y el Fénixのために建てられました。
→ ちなみにこの女神が立てられたのは1975年で、それ以前はLa Unión y el Fénixという銅像がありました!
3. 建築当時の20世紀初期は珍しかったボザール様式(Beaux-Arts)が採用されました。
→ ボザール様式とは、ニューヨークの『グランド・セントラル駅』や国の重要文化財にも指定されている『日本橋三越本店』とも一緒の建築様式です!
この建物からすぐはじまるグランビア通り(Gran Vía)も『スペインのブロードウェイ』と呼ばれ、ヘミングウェイの小説に登場したり、スペイン内戦中は特派員としてヘミングウェイ自身が泊っていたりと大変奥が深い大通りなので、また後日別の記事で紹介します!
マドリードへお越しの際は Edifício Metrópolisと頂上に立つ勝利の女神をお見逃しなく!
Calle de Alcalá 39, 28014, Madrid
Totte 代表プロフィール
松下 葵 | Aoi Matsushita
長野県生まれ、高校まで信州で過ごし、かねてからの夢であったアメリカ留学を決意し、高校卒業後はニューヨーク州立⼤学政治学部へ入学。大学卒業後は東京のイベント会社で海外PR・マーケティングを担当。
結婚を機に夫婦で起業を決意し、スペイン政府主催の起業プログラムを活用して2018年にスペイン・マドリードにてプロカメラマン予約の『Totte』を創業。
スペインに移住後はTotteのモット―である『100年後にも残る想い出』をより具現化するため、ファッション誌「ELLE」とマドリード「コンプルテンセ大学」にてPR & Visual Merchandising Diplomaを取得し、その後「ELLE Education」にてウェディングプランナーの研修を修了。また、NTT Data eAwardsやWeb Summit Alpha Startupなど、スペインとポルトガルの様々なスタートアップコンテストにも入賞し、現在はスペイン、イタリア、ポルトガル、フランスを含むヨーロッパ各地でサービス展開中。
2021年よりヨーロッパのアートポスターのセレクトショップ『DeCasa』の代表も務めており、2022年4月には大丸松坂屋百貨店の東京店ショールーム「明日見世」に出店。同年9月より丸井グループが手掛ける「5PM Journal」のDiversity & Inclusion ブランドパートナーとして参画しております。
→ Aoiについて詳しくはこちら!
それではまた次回、hasta luego!
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