Hola, プロカメラマン予約『Totte』のスペイン&フランスブログです。
先日、スペインのお隣の国フランスのリヨン(Lyon)へ出張に行ってきたのですが、今日はその際、偶然出くわした有名な『だまし絵』をご紹介します!
フランス第2の都市で『美食の都』とも呼ばれるリヨンは世界的に有名なシェフも多数輩出しているのですが、この街はグルメ以外にも「建物 x アート」が面白いんです!
世界遺産にも登録されているリヨンの旧市街からソーヌ川(la Saône)を渡ると、んん、となにか違和感を感じたのでふと見上げてみると...
この建物、ニセモノだ!!
そうなんです、こちら『La Fresque des Lyonnais』と呼ばれるビルを丸ごとアパルトマンのように描いた見事な『だまし絵』なんです。
そんなリヨンの街中にはCitécréation (シテクレアシオン)というアーティストたちが、このだまし絵のテクニックを用いて描いた壁画が350点以上も存在するそうで、このアーバンアートを目当てにリヨン探索をしにくる人も。
ソーヌ川沿いにあるこちらの黄色のビルをまるまる作品にしたLa Fresque des Lyonnaisは特に人気で、よく見るとリヨンの街を代表する有名人が多数描かれているんです。
▽そんな、最初に目についたのが...
→ 3階の右のベランダにいる漫画のようなイラストの『星の王子さま』
→ その横に立っているパイロットの恰好をしたのが日本でも大人気の星の王子さま作者のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)。サンテックスってリヨンで生まれなんですね!
▽写真ではちょっと見えにくいのですが、地上階のお店でシェフの恰好をしたポール・ボキューズ(Paul Bocuse)も!
それにしても、道に面したお店まで全部描いちゃったなんて、すごいの一言
このだまし絵『La Fresque des Lyonnais』はソーヌ川に架かるPass St-Vincentという橋の近くにあります。地図上、正確には 49 quai St Vincentと 2 rue de la Martinièreが交差したところにあります。
冬のソーヌ川沿いは寒かったけど、見応え満点でした!
→ヨーロッパ特集はこちら
Totte 代表プロフィール
松下 葵 | Aoi Matsushita
長野県生まれ、高校まで信州で過ごし、かねてからの夢であったアメリカ留学を決意し、高校卒業後はニューヨーク州立⼤学政治学部へ入学。大学卒業後は東京のイベント会社で海外PR・マーケティングを担当。
結婚を機に夫婦で起業を決意し、スペイン政府主催の起業プログラムを活用して2018年にスペイン・マドリードにてプロカメラマン予約の『Totte』を創業。
スペインに移住後はTotteのモット―である『100年後にも残る想い出』をより具現化するため、ファッション誌「ELLE」とマドリード「コンプルテンセ大学」にてPR & Visual Merchandising Diplomaを取得し、その後「ELLE Education」にてウェディングプランナーの研修を修了。また、NTT Data eAwardsやWeb Summit Alpha Startupなど、スペインとポルトガルの様々なスタートアップコンテストにも入賞し、現在はスペイン、イタリア、ポルトガル、フランスを含むヨーロッパ各地でサービス展開中。
2021年よりヨーロッパのアートポスターのセレクトショップ『DeCasa』の代表も務めており、2022年4月には大丸松坂屋百貨店の東京店ショールーム「明日見世」に出店。同年9月より丸井グループが手掛ける「5PM Journal」のDiversity & Inclusion ブランドパートナーとして参画しております。
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それではまた次回, au revoir!
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