Hola, プロカメラマン予約『Totte』のスペインブログです。
スペイン料理といえばスペインバルで「タパス」をつまんだり「パエリア」や「生ハム」などが有名なのですが『ステーキ』も絶品なんです!
先日、スペインでも有数の牛肉産地『アビラ』(Ávila)へ「巨大ステーキ ランチ」を目当てに行ってきました。
【結論】一人15~20ユーロでスペイン・アビラらしい絶品ランチでした!おすすめ度は星5つ ☆☆☆☆☆彡
アビラとは
「城壁と聖人の町」とも呼ばれる要塞都市で、ヨーロッパでもまれにみる中世の街並みが残る街です。
▽アビラに着くなり先ず現れるのが旧市街を囲む88の塔と全長2.5kmの見事な城壁!世界遺産にも登録されています。
アビラ牛のステーキから話がズレますが、この城壁、完全に「進撃の巨人」に出てくるウォールっぽいですよね... ちなみに初春のアビラがすごく素敵だったのでまた後日、別の記事を書きますね!
それでは気を取り直して、絶品アビラ牛のステーキランチを探しに行くと... 早速壁が!
難攻不落の要塞都市アビラの壁も無事突破!All clear, 潜入しました(笑)
名物!アビラ牛の巨大ステーキ『チュレトン』
今回、お目当ての800gある「アビラ牛の巨大ステーキ」はスペイン語で『チュレトン』(Chuletón)と言います。
スペインの人に「アビラに行ってきたよ!」と言えば、(お肉好きの方なら)決まって「いいね!チュレトン食べた?」と返ってくるほど。
そんな「アビラ牛のチュレトン」はスペイン語で「チュレトン・デ・アビラ」(Chuletón de Ávila)です!
アビラ牛の味は霜降り和牛の肉質とは反対で、赤身が多めのさっぱり&しっかりとした味です。
ステーキが運ばれてきたときは巨大に見えたのですが、お肉が脂こくないので意外とペロリといけます!
▽あ、でもやっぱり写真で見返すと800グラムのステーキって巨大...!私たちはこれを2人でシェアしてちょうどいいサイズでした!
ちなみにアビラは標高1100メートル以上もあり、アビラ牛の牛さんは高地育ち!
スペイン語でステーキの焼き加減
チュレトンをオーダーすると先ずウェイターさんから「ステーキの焼き加減は?」と聞かれるので:
・レア=「ポコ・エチョ」(Poco Hecho)
・ミディアム・レア=「サングランテ」(Sangrante)
・ミディアム=「アル・プント」(Al Punto)または「メディオ」(Medio)
・ミディアムとウェルダンの間=「トレス・クアルト」(3/4 四分の三の意味です)
・ウェル・ダン=「ビエン・エチョ」(Bien Hecho)
これらのお好きな焼き加減をお伝えください!
上の写真で私が選んだ焼き加減はミディアムとウェルダンの間の「トレス・クアルト」でした。
アビラでステーキランチするなら
スペインのお昼といえば、遅めのスタートで量が多く長いランチが有名ですが、アビラでもランチの時間帯は午後2時~4時頃です。
今回アビラでスペインランチの定番「本日のメニュー」ことMenú del Díaを頼もうと思ったら、雑学博士の旦那ストップが!
雑学博士:「スペインの人ほど大きなランチを食べない人は800gのステーキが結構重たいから、ステーキを2人でシェアするように単品で頼んで、他に前菜&デザート頼めばちょうどいい感じだよ」
とのこと。
なので今回はチュレトンのステーキ以外にアビラの郷土料理でもある大きな「白豆の煮込み」のJudías del Barco de Ávila con chorizoを注文!
△フディアス・デル・バルコ・デ・アビラ・コン・チョリーソと...メニューに書いてある名前が長めですが「フディアス・デル・バルコ」でOK!
周りの皆さんはチュレトンと赤ワインを。確かにゆっくりランチでこんなに大きなステーキを食べるならワインも◎
→スペインの食事タイムはこちら
→スペインで食べたいお得なランチセット『Menú del Día』はこちら
今回のレストラン:Mesón del Rastro
このお店は1885年から続く老舗レストランの Mesón del Rastro(メソン・デ・ラストロ)
旦那がスペインの会社に勤務していた時に、研修終わりのランチで同僚と立ち寄ったそう。ただ「あ、でも名前覚えてない...」とのことで... 元同期に場所を聞いて今回無事に辿り着きました!
▽お店のメニューもカバーからしてかっこいい!
▽場所は、Plaza del Rastro(ラストロ広場)にあります
▽古い建物の一角で昔はPalacio de los Dávilaという宮殿の厩舎だったそう。外観もCastilla y León地方の色!
▽ドアも石で出来ていて、石に刻まれた紋章も歴史を感じます。
▽現在はレストラン以外にも10部屋ほどある宿にもなっていて、お食事処の Comedorも。
▽スペインの伝統的な雰囲気のレストランでした!
▽今回は平日のランチタイムが開始する2時ピッタリに行ったので空いてました!でも、14:30~15:00から次第に混んできました!週末はもっと混むのかな?
▽最後にもう一回ステーキを!このボリュームで19.5ユーロですよ!
▽お店のすぐ外にはアビラの城壁が。ウォールマリアだ!←進撃の巨人ファンなら分かるはず...!
Plaza Rastro, 1, 05001, Ávila
グーグルマップ
Tel: +34 920 352 225
Open: 1PM-4PM
木~土は9PM-11PM ※お店に要確認
『マドリード→アビラ』でランチするベストなタイミング
マドリードからだとアビラまで車かバスで1時間ほど(北西に約90km)で行けます。
午前中にマドリードを出発すれば、アビラの旧市街の観光も出来つつ、ランチがスタートする2PMにも間に合うのでおすすめします。アビラ牛だけでなく、カスティーリャ・レオン地方の郷土料理もアビラで食べられます!
ちなみに今回の私たちのレンタカーでのルートは:
→ マドリードを午前9時に出発
→ エル・エスコリアル修道院へ朝ご飯に立ち寄って
→ エル・エスコリアルからアビラまでは下の道 CL-505を走って(カスティーリャ地方特有のすごく綺麗な風景!!)
→ 13:00頃にアビラ到着しプチ観光
→ 14:00からアビラのチュレトン(ステーキ)ランチ
…ランチの後は完全に食べ過ぎて、一日中満腹。
みなさんもぜひアビラで美味しいチュレトンを!
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松下 葵 | Aoi Matsushita
結婚を機に夫婦で起業を決意し、スペイン政府主催の起業プログラムを活用して2018年にスペイン・マドリードにてプロカメラマン予約の『Totte』を創業。
スペインに移住後はTotteのモット―である『100年後にも残る想い出』をより具現化するため、ファッション誌「ELLE」とマドリード「コンプルテンセ大学」にてPR & Visual Merchandising Diplomaを取得し、その後「ELLE Education」にてウェディングプランナーの研修を修了。また、NTT Data eAwardsやWeb Summit Alpha Startupなど、スペインとポルトガルの様々なスタートアップコンテストにも入賞し、現在はスペイン、イタリア、ポルトガル、フランスを含むヨーロッパ各地でサービス展開中。
2021年よりヨーロッパのアートポスターのセレクトショップ『DeCasa』の代表も務めており、2022年4月には大丸松坂屋百貨店の東京店ショールーム「明日見世」に出店。同年9月より丸井グループが手掛ける「5PM Journal」のDiversity & Inclusion ブランドパートナーとして参画しております。
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それではまた次回、hasta luego!
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