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『Castilla y Leónの旅』第2弾!
《Madrid → La Granja → Torrecaballeros → Segovia》
今日はLa Granja de San Ildefonso宮殿を後にして世界遺産の街 Segoviaに向かう途中、人口1000人ほどの Torrecaballeros(トレカバジェロス)でスペイン流のとっても大きなランチ!
この村、La Granja(北)と Segovia(北東)から10kmほど離れていてどちらからも車で20分ほど着くんですが、その間はカスティーリャ地方特有のドライ&ブルーな田舎風景が
▽そんな今日の食事処は Segovia近辺でも有名な El Rancho de la Aldegüelaです
ここ、17世紀から残る fincas rústicas(納屋)を改装したスペイン料理の本格レストランなんです。もとが納屋なだけに敷地はとても広くて、絵に描いたようなスペインのトラディショナルな地方の雰囲気
みんな、このバルでゆったり休日を過ごしてるのが目に浮かぶ!
▽晴天のなか、こちらもテラスでながーいランチのスタート!
△スペインのランチの時間帯は14時~16時が主流で、ランチは1日のなかでも最も大きくて重要なコースです
→スペインの食事事情についてはこちら
ここ El Rancho de la Aldegüelaの名物メニューはカスティージャ地方の伝統料理『子豚の丸焼き』こと Cochinillo Asado(コチニージョ・アサード)と『ラムのオーブン焼き』の Cordero Lechal Asado(コルデーロ・レチャル・アサード)
※子豚&ラムのアサードは要事前予約。予約方法は記事一番下を参照
▽『子豚とラムのアサード』はマドリードでもたまに見かけますが、セゴビアのまわりが特に有名なんです!
▽前菜(Entrante)とスープ(Sopa)にはスペイン北部のバスク地方やナバラ州で採れる細長いしし唐のような Piparras fritas de Navarraと Gazpacho(ガスパチョ)を
※少ないかな?と思ってもっと頼もうとしたら、ウェーターさんが「子豚とラムが結構重たいから、それぐらいにしといたほうがいいよ。食べ終わった後にまだ足りないようだったら後からいくらでも追加できるから」と、とても親切でプロフェッショナルなアドバイスも!
...案の定、満腹。
そして、スペインには『Sobremesa』という独特な(食後の)食事文化があります。特に今回みたいな大きいランチの後は、みんなしばし(=30分~X時間くらい)席に残って食事相手とまったりするのが大切なんだとか
Sobremesaは「消化のためだよー」と言う人もいれば、ご飯を食べ終わってリラックスしている状態だからこそ食事相手と冗談を交わしたり、よりフランクに打ち解けれるんだって!
▽そんなことでこちらも食後はコーヒーとフルーティーな食後酒の Pacharán(パチャラン)とガリシア地方で有名な Orujo(オルホ)でしばらくまったり
Castilla y Leon自体がスペインのなかでもスペイン色(またはカスティージャ色)が強い地域なので、その期待に応えるランチとなりました!
車でセゴビアへ行かれるなら、途中 El Rancho de la Aldegüelaでのランチとてもおすすめします!
では、いざセゴビアへ!
Adiós, Torrecaballeros!
→Castilla y Leonについてはこちら
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