Hola! プロカメラマン予約『Totte』のスペイン&ヨーロッパブログです。
Totteではスペイン「バルセロナ」「マドリード」「セビリア」「サン・セバスティアン」「マヨルカ島」「イビサ島」などでもフォトウエディング撮影、前撮り&後撮り、カジュアル撮影を行っているのですが、お客様からの質問の多いスペイン旅行でぜひ食べていただきたいグルメ情報をお届けします!
それでは早速「スペイン旅行で食べたい!スペインの名物料理17選!<定番のパエリア、生ハムからバルセロナ&マドリードのご当地グルメまで>」をご紹介したいと思います。
1. イベリコ豚の生ハム | Jamón ibérico
スペイン旅行で絶対に食べたいグルメと言えば「Jamón ibérico」(ハモン・イベリコ)。
白豚の「Jamón serrano」(ハモン・セラーノ)よりも肥育に時間と敷地スペースの手間がかかり出荷されるまでの熟成期間も長いため、お値段も高く希少価値の高い生ハムです。
スペイン語でスペインとポルトガルが位置する「イベリア半島」を意味する「イベリコ」を名乗るには豚の純血度が50%以上であることと規定されています。
日本への生ハムの持ち込みは無理なので、ぜひ現地で味わいたいスペイングルメです!
2. スペイン風オムレツ | Tortilla de patatas
スペイン料理の隠れた定番と言えば「Tortilla de patatas」(トルティージャ・デ・パタタス)。スペイン全土のレストランやバルでも食べられ、家庭料理として親しまれています。
基本は卵、じゃがいも、玉ねぎ、オリーブオイル、塩のシンプルな食材で作られますが、チョリソーやチーズ、海鮮の入ったものなどお店や家庭によってバリエーションがあります。
焼き加減や調理方法がお店によっても全く変わるので、食べ比べをしてみても楽しい一品です!
3. クロケッタ | Croqueta
日本でもお馴染みのコロッケですが、スペインの「Croqueta」(クロケッタ)は日本のクリームコロッケに近く、こちらも「Tortilla de patatas」と同様にスペインのどんなお店でも食べられる定番メニュー。
スペインならではのクロケッタと言えば、生ハムのクロケッタ「Croquetas de jamón」(クロケッタ・デ・ハモン)やイベリコ豚の生ハムコロッケ「Croquetas de jamón ibérico」(クロケッタ・デ・ハモン・イベリコ)。
4. オリーブ | Aceitunas
スペインのバルやレストランのお通しとしても出てくることが多い「Aceitunas」(オリーブ)。産地や味、色、形、大きさなど様々なものがあり、スペイン国内だけでも200以上の種類のオリーブがあるそう!
甘みや苦味、果肉の食感やうま味が種類や漬け方によって違い、なかなか日本では食べられる機会が少ないと思うので、ぜひ色んな種類のオリーブを試してみるのがおすすめです!
5. 小イワシの酢漬け | Boquerones en vinagre
小イワシの酢漬けを意味する「Boquerones en vinagre」(ボケロネス・エン・ビナグレ)も、スペインのバルやレストラン定番の前菜メニュー。
新鮮な小イワシと酢のさっぱりとした味わいが、ワインやビールのお供にぴったりの一品です!
6. ピミエントス・デ・パドロン | Pimientos de padrón
スペイン北西部のガリシア州にある「パドロン」という町が原産のシシトウの一種「Pimientos de padrón」(ピミエントス・デ・パドロン)。
こちらを使った料理は色んなものがありますが、大定番は「Pimientos de padrón fritos」と呼ばれる、オリーブオイルで素揚げをして塩をまぶした料理。シンプルながら癖になる一品です!
基本は辛みがないものが多いですが、たまにすごく辛いものがあるので大人数で食べると盛り上がります!
7. パタタス・ブラバス | Patatas bravas
スペインのバルでは見かけないことがないくらい定番な「Patatas bravas」(パタタス・ブラバス)は、オリーブオイルで素揚げしたポテトに「Salsa bravas」というピリ辛のブラバスソースをかけた料理。
ブラバスソースは、ホットパプリカ、スイートパプリカ、小麦粉、玉ねぎ、コンソメがベースのソースで、スーパーでも売っているスペインで人気の調味料。
8. ガスパチョ | Gazpacho
スペインの暑い夏を乗りきるのに必須なのが、トマトベースの冷静スープ「Gazpacho」(ガスパチョ)。レストランではもちろん、家庭でも大定番のスペイン料理。
基本の材料はトマト、きゅうり、ピーマン、パン、にんにく、オリーブオイル、酢、塩とさっぱりとした味わいで夏にぴったりの一品です。
9. サルモレホ | Salmorejo
日本ではガスパチョほど知られていませんが、「Salmorejo」(サルモレホ)もスペインの夏の定番スープ。
見た目がガスパチョに似ていますが、さらっとした飲み心地のガスパチョに対してドロッとした重めのテクスチャーが特徴です。
基本の材料はガスパチョに似ていますが、サルモレホはトマト、パン、にんにく、オリーブオイル、塩となっています。
10. トレスノス | Torreznos
日本ではあまり馴染みのないスペイン料理なのですが、スペイン人では定番なのが「Torreznos」(トレスノス)と呼ばれる豚バラ(厚切りベーコン)を揚げた料理。
特にレストランやバルで食べられる揚げたての「Torreznos」は絶品で、スペイン人にもファンの多い一品。
実はスーパーにもスナック菓子として売られていて、スペインのおやつタイムの「Merienda」(メリエンダ)やお酒のお供としても人気の食べ物なんです。
11. チョリソーのシードル煮 | Chorizo a la sidra
スペイン北西部のアストゥリアス発祥の料理と言えば、「Chorizo a la sidra」(チョリソー・ア・ラ・シードラ)と呼ばれるチョリソーのシードル煮。
スペイン発祥の豚肉のソーセージ「Choriso」(チョリソー)とじゃがいもを、アストゥリアス名産のリンゴ酒「Sidra de Asturias」(シードラ・デ・アストゥリアス)で煮込んだアストゥリアスを代表する名物料理です。
12. チュレトン | Chuletón
スペインと言えば生ハムやチョリソーなど豚肉料理が有名ですが、実は骨付きのリブロースステーキ「Chuletón」(チュレトン)も豪快かつ美味しいのでおすすめなんです!
スペイン旅行でがっつりとお肉を食べたい方はぜひ一度お試しください!
13. ブラッドソーセージ | Morcilla
「Morcilla」(モルシージャ)は豚の血を使ったブラッドソーセージで、スペイン全土で食べられている伝統的なソーセージ。
モルシージャは豚の血、玉ねぎ、ラード、パプリカ、オレガノ、塩、コショウに「お米」を腸詰しているのがスペインのモルシージャの特徴です。
14. ヒルダ | Gilda
スペイン旅行の楽しみの一つと言えば「Tapas」(タパス)!Tapasはスペインのバルで食べる小皿料理のことで、お店によってはお酒やビールを頼むと無料でタパスが付いてくることも!
少量ずつ色々な料理を楽しめるタパスですが、定番のタパスメニューと言えば「Gilda」(ヒルダ)と呼ばれる、オリーブ、アンチョビ、Piparra(ピパラ)という細長い青唐辛子の酢漬けを串にさしたもの。
コンビネーションが絶妙なおすすめのタパスです!
15. パエリア | Paella
スペイン料理と聞いてまず思い浮かぶのが「Paella」(パエリア)!大きく平たいパエリア鍋でじっくり作るパエリアはぜひ現地で食べたいところ!
日本で定番の海鮮やイカ墨のパエリアもスペインで人気ですが、パエリア発祥のバレンシアでは「Paella valenciana」(パエージャ・バレンシア―ナ)と呼ばれる鶏肉、うさぎ、インゲン、トマトなどが入ったものが伝統的なパエリアとして知られています。
16. パン・コン・トマテ | Pan con Tomate
バルセロナのあるカタルーニャ州発祥の「Pan con Tomate」(パン・コン・トマテ)。現在ではスペイン全土で食べられるスペイン定番のメニュー。
材料はパン、トマト、オリーブオイル、塩のみとシンプルですが、素材の美味しさを楽しめる一品です。
パン・コン・トマテは特に朝食として食べることが多く、バルやカフェの朝食メニューに必ず載っているので、スペイン定番の朝食ドリンクの生絞りオレンジジュースと一緒に食べてみてください。
17. マドリード風シチュー | Cocido madrileño
スペインの首都マドリードの郷土料理と言えば「Cocido madrileño」(コシード・マドリレーニョ)と呼ばれるマドリード風シチューで、寒い冬の名物料理でもあります。
ひよこ豆、鶏肉、ベーコン、チョリソー、モルシージャ、じゃがいも、キャベツなどを煮込んで作ります。素材の味を楽しめるマドリードならではの一品です!
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松下 葵 | Aoi Matsushita
結婚を機に夫婦で起業を決意し、スペイン政府主催の起業プログラムを活用して2018年にスペイン・マドリードにてプロカメラマン予約の『Totte』を創業。
スペインに移住後はTotteのモット―である『100年後にも残る想い出』をより具現化するため、ファッション誌「ELLE」とマドリード「コンプルテンセ大学」にてPR & Visual Merchandising Diplomaを取得し、その後「ELLE Education」にてウェディングプランナーの研修を修了。また、NTT Data eAwardsやWeb Summit Alpha Startupなど、スペインとポルトガルの様々なスタートアップコンテストにも入賞し、現在はスペイン、イタリア、ポルトガル、フランスを含むヨーロッパ各地でサービス展開中。
2021年よりヨーロッパのアートポスターのセレクトショップ『DeCasa』の代表も務めており、2022年4月には大丸松坂屋百貨店の東京店ショールーム「明日見世」に出店。同年9月より丸井グループが手掛ける「5PM Journal」のDiversity & Inclusion ブランドパートナーとして参画しております。
それではまた次回、hasta luego!
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