Totte | アンソニー・ボーデインもおすすめ!リスボンの名店『Cervejaria Ramiro』
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Hola, プロカメラマン予約『Totte』のスペイン&ポルトガルブログです。
先月、リスボンに行ったときにいつも行列ができるお手頃なシーフードレストラン『Cervejaria Ramiro』へランチに行ってきました!今日はそんなスペインのお隣の国ポルトガルの有名店をご紹介します。
ラミーロはもともとリスボンによくある居酒屋っぽいレストランとして1956年に創業したのですが、シーフード専門店にシフトすると今や世界中から人が訪れる首都リスボンでも一二を争う人気店に!
【世界的シェフのAnthony Bourdainも一押し!】
グルメ好きの方ならご存知かもですが、今年の夏にお亡くなりになった著名シェフAnthony Bourdainが主演するエミー賞も受賞した旅+グルメ番組 “No Reservations” でRamiroがポルトガルの名店として登場します。
偶然にも今回リスボンへ行く前にスペインのテレビでこのRamiroの再放送が流れていたので見ました。海の幸のなかでも特にポルトガル近海の大西洋で捕れるエビが美味しいとのことから、アンソニー・ボーデインが
「エビの殻をむいて身だけを食べる人はね... なんて言ったらいいのかぁ、エビの全てがこんなに美味しいのに、一番味のある頭の部分までチューチュー食べない人とは多分友だちにはなれないよ」
とトレードマークの歯に衣着せぬグルメレポがとても印象的でした。
RIP Anthony Bourdain, indeed.
【リスボンのどこにあるの?】
RamiroはリスボンのMartim Moniz地区にあり、メトロのIntendente駅とMartim Moniz駅をつなぐAv. Almirante Reisという大通りにあります。街の中心のRossioからも徒歩で10分ほどです。
Avenida Almirante Reis,1 - H, 1150-007 Lisboa
△私たちはリスボンの街を散策中、Miradouro da Graçaという丘の上の見晴らし台から坂を下って到着!
【空いている時間帯を狙うべし!】
リスボンの友人いわく(超)有名店だけあっていつも満員御礼&待つのが普通だそう。でもそんなに待ちたくない!って方は『空いている時間帯を狙うべし』
▽ランチ(12:00~)とディナー(18:00~)の時間帯は長蛇の列の可能性が高まるので、ざっくり以下の時間帯をお試しください。
・11:30ごろに着いて待機(12:00開店)
・お昼と夜の間の14:00~16:00
・ディナーより早めの17:00ごろに行く
ちなみに私たちは11月上旬の金曜の午後2時ごろに着いてあまり待たなかった印象でした。後ろにいた(お喋り大好き国家の)スペイン人御一行と仲良くなって喋ってたからかも!

△お店で撮った写真の履歴見ると14:15に着いて14:40には席に座っていたので待ち時間は計25分でした。お店の外にはビールの自販機もあるので、待っている間もみんなで楽しく過ごせます!
【いざ、お店の中へ!】
お店の中を入ると生け簀やカウンター越しにロブスターやカニ、色んな種類の貝や海老がずらりと街の市場みたいに並べられていました!
▽右の大きすぎるカニ!
▽一番左に積まれてあるのが『カメノテ』と呼ばれる貝でスペイン北部とポルトガルの高級食材。スペイン語ではPercebe(ペルセベ)と呼ばれます!

ここで「あ、これ美味しそう!」と目星を付けてウェイターさんに誘導され席へ
※魚介屋さんと言っても上の写真のようにRamiroは貝や海老・蟹などの甲殻類が多いので甲殻類アレルギーの方はNG!
【1階と2階】
お店のなかは1階席と2階席がありますが、ガヤガヤ感があって忙しいのが1階で、ゆったりしているのが2階です。
▽1階はカジュアルでヨーロッパの居酒屋バルっぽい雰囲気
▽2階はお部屋が1階より高級っぽい(値段は一緒です!)
外で待ってるときにお店の人に「1st floor」か「2nd floor」とぜひ一言(リスボンの人はほぼみんな英語OK!)
▽オーナーさんかな?カラフルなポートレート!
【国際色豊かなお客層】
食レポの前にRamiroについて一言:いざ席に座ってメニューを眺めていると... 私の周りで空港並みに色んな言語が飛び交ってました!
右隣はロシアのカップル、後ろはさっきまで外の列で一緒に喋ってたスペインの団体さん、前方は中国の方々、通路挟んで左側には北欧っぽい若者たち。ロシアンカップルが去った後はアメリカ人のカップル。そして前の中華グループが去った後はドイツ語が...
このお店が世界中のパトロンに愛されてるのが分かりました!
横に座る人たちもみんなフレンドリーで隣のロシアとアメリカのカップルや後ろのスペイン人のグループは私たちの運ばれてきたオーダーを見ては「ねーねー、それっておいしい?」とか「魚介は日本とどっちがおいしいの?」など、シーフードが世界をつなぐポテンシャルが垣間見えたり(笑)
【いざ、注文!】
今日は前置きが長くなったのでもう結論の一枚から!
じゃーん
全て最高に美味!
今回注文した『海の幸 3品 + パン』は以下の通り
#0 バタートースト - €2.75
焼きたてでカリカリのトーストにバターが塗ってあっておいしいです。
最初から食べすぎに我慢して後で運ばれてくるガーリックの酒蒸しやカニ味噌に浸すと更に美味しいですよ!
このパンは座ると置いてあるいわゆる「お通し」です。手を付けるとお金が発生するので欲しくない場合は下げてくれます。
#1 あさりのガーリックと白ワインの酒蒸し(Amêijoas à Bulhão Pato)- €11.62

日本でもお馴染みのあさり貝をオリーブオイル、ニンニク、コリアンダー、塩コショウで炒めて白ワインで酒蒸しに。最後にレモンをかけたシンプルな一品。
ポルトガルを代表する一皿なんだとか!
アジアやアメリカでも使われパクチーの呼び名で知られる『コリアンダー』はポルトガル人が鎖国の前に日本にはじめて持ち込んだそうで、日本では昔ポルトガル語の「コエンドロ」(coentros)と呼ばれていたそう。ポルトガルと日本、世界の果て同士だったのに食には国境なんてなしですね!
#2 ヨーロッパイチョウガニ 1.7kg(Sapateira)- €39.39

ウェイターさんに「カニはどれがおいしいの?」と聞いたらこのカニとのことでしたので頼んでみました。
日本のカニより身がしっかりしていて、甲羅の中にはカニ味噌っぽいカニ身の白ワイン和えも!計1.7kgの大物でした!
完全に余談なんですが、このカニの殻を割るためにハンマー(トンカチ?)が付いてくるのですが...
うちの旦那がこのハンマーみたいなのを駆使してカニの身をまるごと綺麗に取り出すのが上手すぎて周りの人が「それ、一体どうやってるの?」と聞いてくるほど、ちょっとしたお店の人気者に!
カニマイスターの旦那いわく、どうやらカニをよく食べる家庭で育ったらしく、大人になって世界はカニをあまり食べないことを知って驚いたそうです。継続は力なりとはこのことですね(笑)
そんな硬いカニの殻を割ってカニ身を綺麗に取り出すコツは中の身が崩れないようにやさしく叩くそうです。
確かに周りの人たちを見てたらみんな「ガン、ガーーン、ガーーーン!」って日曜大工みたい!
#3 北国赤海老(甘エビ) 250g (Gamba do Algarve)- €12.43

日本でいう甘エビらしいのですが、日本の甘エビより大きくてとても美味しかったです!こちらはシンプルに茹でて塩を一振り!
実はマドリードのスーパーやレストランでもよく見かけて大好きなので、どっちのほうが美味しいか食べ比べで250グラム頼んでみました。
スペインで食べた海老 vs. Ramiroで食べたポルトガルの海老の分配は...
ポルトガル!いや、スペイン!
スペインもポルトガルどちらも『エビ』が本当においしいんです!このエビはスペイン国王と王妃がお忍びで訪れるマドリードの名店バルでもいただきました!
→ マドリードの名店バル『La Catapa』はこちら
Ramiroでも「スペインのお巡りさんの制服」に似た模様の高級海老の代表格のCarabineros(英:Scarlet Shrimp)や日本でもおなじみのブラックタイガー(Tiger Prawn)など様々な海老やロブスターがありました。
→スペイン語の魚介類の呼び方はこちら
スペインとポルトガルのシーフード屋さん(スペイン語でいうMarisquería)って魚介類の調理方法が案外シンプルで素材の本来の味を楽しめるので、ぜひ一度お試しください!
気になるお会計は、コーラ4本と追加のパンも足して合計€70ほど(約9000円)でした!
2人で満腹になるまで食べたので日本での外食と比べたらリーズナブルなお値段。でもリスボンで以前働いてた友人いわく近年の熱狂的な人気店になる数年前はもっと安かったそう!
【ポルトガル特有の緑のワインも】
ワイン好きな方にはポルトガルはいいところ!国土が縦に長いポルトガルには色んなワインの産地がありますが、ポルトガル北部ミーニョ(Minho)地方の『緑のワイン』を意味するヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)も!
このワインは色が緑なのではなく「緑=若いぶどうをつかったワイン」との意味で、早摘みしたぶどうでさっぱりしたのどごしの「早熟ワイン」が白・ロゼ・赤であります。
【デザートにはステーキサンド!?】
リスボンの食後の伝統ではデザート替わりに「Prego」と呼ばれる『ステーキとマスタードのサンドイッチ』で締めるそうです!飲み会の後のラーメン的な感じなのかな?
このステーキサンドはRamiroでももちろんありますよ!私たちは満腹すぎてスルーしましたが、お隣のカップルが頼んでました!
シンプルな海の幸から高級食材まで、ポルトガルらしい飾らなく活気のあるシーフードの名店『Ramiro』
リスボンへお越しの際はぜひ!
Avenida Almirante Reis,1 - H, 1150-007 Lisboa
Tel: +351-21-885-1024
営業時間:12:00~00:30
定休日:月
夏休み:8月5日~9月4日
※最新情報はRamiro公式ページで!
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松下 葵 | Aoi Matsushita
結婚を機に夫婦で起業を決意し、スペイン政府主催の起業プログラムを活用して2018年にスペイン・マドリードにてプロカメラマン予約の『Totte』を創業。
スペインに移住後はTotteのモット―である『100年後にも残る想い出』をより具現化するため、ファッション誌「ELLE」とマドリード「コンプルテンセ大学」にてPR & Visual Merchandising Diplomaを取得し、その後「ELLE Education」にてウェディングプランナーの研修を修了。また、NTT Data eAwardsやWeb Summit Alpha Startupなど、スペインとポルトガルの様々なスタートアップコンテストにも入賞し、現在はスペイン、イタリア、ポルトガル、フランスを含むヨーロッパ各地でサービス展開中。
2021年よりヨーロッパのアートポスターのセレクトショップ『DeCasa』の代表も務めており、2022年4月には大丸松坂屋百貨店の東京店ショールーム「明日見世」に出店。同年9月より丸井グループが手掛ける「5PM Journal」のDiversity & Inclusion ブランドパートナーとして参画しております。
それではまた次回、hasta luego!
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